整骨院とは?国家資格保持者が徹底解説

整骨院の基礎知識・整骨院とは?

作成日:2024年10月28日

最終更新日:2024年10月28日

整骨院・接骨院と整体の違い

整骨院と整体の主な違いは、「施術者の資格」と「治療対象」にあります。

整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が在籍しており、骨折や脱臼、捻挫といった外傷に対して科学的な根拠に基づいた施術を行います。

さらに、整骨院では健康保険が適用されることが多く、治療費の負担を軽減できるのが特徴です。

一方、整体は資格が必要ないため、施術者の技術や知識には個人差があります。

施術の内容もリラクゼーションや体のバランス調整を目的とすることが多く、健康保険の適用はありません。

そのため、怪我や痛みの治療を目的とする場合には、整骨院を選ぶことが安心です。

整骨院・接骨院と整形外科の違い

整形外科は、医師が診察を行い、レントゲンやMRIなどを用いた精密検査で正確な診断を下します。

骨折や脱臼などの治療に対して、薬の処方や手術などの医療行為を行えるのが特徴です。

これに対して整骨院では、柔道整復師が手技を中心に施術を行い、治療を進めますが、診断や薬の処方、手術は行えません。

整骨院と整形外科は相互に補完し合う関係にあり、急性のケガや体の痛みにはまず整骨院での施術を試みることも有効ですが、必要に応じて整形外科の受診も検討することが大切です。

整骨院ができること・できないこと

整骨院ができること

整骨院では、柔道整復師が骨折や脱臼、捻挫、打撲などの外傷に対する治療を行い、健康保険の適用が可能です。

施術には、手技療法や温熱療法、電気療法、テーピングなどが含まれ、怪我の回復をサポートします。

また、交通事故によるむち打ち症やスポーツ障害のリハビリにも対応しており、患者一人ひとりの状態に合わせた治療計画が立てられます。

整骨院ができないこと

整骨院では、病気の診断や薬の処方、手術といった医療行為を行うことはできません。

また、癌や内臓の病気、精神的な疾患など、整骨院の範疇を超える病状については、医師による専門的な診断と治療が必要です。

整骨院はあくまでもケガや筋骨格系の不調に特化しているため、重篤な症状や慢性的な痛みがある場合には、医療機関との連携が重要です。

まとめ

整骨院(接骨院)は、柔道整復師が在籍し、骨折や脱臼、捻挫、打撲といった外傷や関節・筋肉の不調に対して施術を行う施設です。

整体や整形外科とはそれぞれ得意分野や治療内容が異なり、整骨院では、手技療法やリハビリなどを通じて体の不調を改善します。

また、整骨院での治療は、急性のケガに対する早期回復を目指して行われ、必要に応じて医療機関と連携することで、最適なケアを提供します。

体の痛みや不調に悩んでいる方は、整骨院での治療を検討しつつ、症状に応じて適切な施設や医療機関を選択することが、回復の第一歩です。

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